賃貸物件で猫を飼うときの対策は?3つのトラブルについてご紹介
賃貸物件で猫を飼うときは、いずれ退去することを見越してさまざまな対策をおこなっておく必要があります。
猫を飼っていると、通常の使用では発生しないような損耗が発生する可能性が高いためです。
そこで今回は、賃貸物件で猫を飼うときの騒音、におい、爪とぎのトラブルに対する対策についてご紹介します。
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賃貸物件で猫を飼うときの騒音対策
賃貸物件で猫を飼うときは、隣や下階の住戸に対する騒音への対策が必要です。
個体差はあるものの、猫は鳴き声をあげたり、時間を問わず屋内を走り回ったりします。
高いところからの着地音が響くこともあるため、物件内のさまざまな部分に騒音対策が必要になるでしょう。
防音マット
賃貸物件における猫の騒音対策としておすすめするのは、床に防音マットを敷くことです。
猫は本来足音がしにくい動物ですが、走り回るときや高所から着地した際には音が響きやすくなります。
そのため、階下に音が響きにくくなるように防音マットを敷くことが効果的です。
とくに、猫は夜間に活発に動き回ることがあり、ほかの住戸に迷惑をかける可能性があります。
そのため、猫を飼っている賃貸物件では床に対する騒音対策が重要です。
防音シート
猫の足音や鳴き声が外に漏れるのを防ぐ騒音対策として、窓への防音シートの貼り付けが有効です。
賃貸物件の窓は意外と音漏れしやすいため、騒音対策を怠ると、鳴き声が外に漏れる可能性があります。
防音シートの他にも、厚手の防音カーテンや遮音カーテンを使用する方法があります。
これらのカーテンは、複層構造によって音の伝わりを防ぐ特徴があるでしょう。
吸音パネル
壁に対する騒音対策としては、吸音パネルの設置がおすすめです。
賃貸物件の壁に騒音対策をおこなう際は、簡単に取り外せて原状回復がしやすいグッズを使用する必要があります。
壁に穴を開けずに使用できる吸音パネルを選べば、退去時によりスムーズに対応できます。
また、背の高い家具を壁際に寄せ、音が直接壁に響きにくくする方法も有効です。
さらに、猫のケージやキャットタワーなど、音の原因となるものは壁から離して設置すると良いでしょう。
壁にぴったりとケージやキャットタワーが接していると、音だけでなく、猫が移動した際の振動も壁を通じて伝わります。
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賃貸物件で猫を飼うときのにおい対策
賃貸物件で猫を飼うときは、壁紙などにしみつくにおいへの対策が重要です。
猫は体臭こそあまりないものの、糞尿のにおいは猫用のトイレを使っていても発生します。
壁紙などににおいがしみつくと、退去時に交換費用がかかることもあるため入居している間の対策が重要です。
清潔な環境を用意する
猫はきれい好きな動物であるため、排泄に必要なトイレが清潔でないと使用しません。
そのため、におい対策として常にトイレを清潔に保つことが重要です。
こまめに掃除することが望ましいですが、日中に仕事などで家を空ける方には、掃除回数が少なくて済むシステムトイレの活用がおすすめです。
また、とくににおいが強いのは去勢前のオスの尿であるため、早めに去勢することが効果的でしょう。
トイレの周辺に対策をおこなう
トイレそのものをこまめに掃除していても、猫の尿が周辺に飛び散ることがあります。
これは、猫が自分の存在をアピールしたり、ストレスがたまっているときにお尻を上げて排尿するためです。
床や壁に尿が飛び散ると、処理が手間になり、においが残りやすくなります。
このような場合は、トイレ周辺にペットシーツを広めに敷き、尿が飛び散って室内が汚れるのを防ぐことをおすすめします。
また、トイレが汚れているときにもこの排尿方法が見られる可能性があるため、常にトイレを清潔に保つことが重要です。
消臭効果のある猫砂を使う
賃貸物件で猫のにおい対策をおこないたい場合、消臭効果のある猫砂の使用が効果的です。
猫砂を頻繁に交換できるのであれば問題ありませんが、そうでないと糞便や尿のにおいが残ることがあります。
消臭効果のある猫砂であれば、ある程度においを抑えることが可能です。
また、ふた付きのトイレやペット用の消臭スプレーなど、トイレのにおいを軽減するグッズも多くあります。
猫のトイレの近くに設置する小型の消臭器や、脱臭効果のある空気清浄機を使うこともおすすめです。
においがより気になる場合は、脱臭効果が強いペット用の脱臭機を導入するのも良いかもしれません。
脱臭機は、商品ごとに適用可能な部屋の広さが異なるため、設置する部屋の広さに合ったものを選ぶことが重要です。
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賃貸物件で猫を飼うときの爪とぎ対策
賃貸物件で猫を飼うときは、爪とぎへの対策をしっかりおこなう必要があります。
爪とぎはペットのなかでは猫特有の習性で、壁や床、家具などがボロボロになる可能性が高いです。
自分で持ち込んだ家具に傷がつくだけであればそこまで問題にはなりませんが、賃貸物件の壁や床を傷つけてしまうと原状回復費用がかかります。
そのため、猫に壁や床を傷つけられないように対策する必要があるでしょう。
保護シートを活用する
壁を猫による爪とぎから守るためには、壁紙保護シートの活用がおすすめです。
家具や家電を設置する前に、壁の広い範囲にシートを貼っておくことで、猫が爪とぎをするのを防げます。
爪とぎ防止用の保護シートは、貼った後に簡単に剥がせる仕様になっているものが多いため、退去時にも壁を傷つけずに取り外すことができます。
また、貼りたい場所に合わせてサイズや形をカットできる商品もあるため、傷つけたくない部分にのみシートを貼ることも可能です。
壁紙保護シートよりも安価に対策したい場合は、プラスチックダンボールを設置する方法もありますが、見た目が目立つため注意が必要です。
複数の爪とぎアイテムを設置する
猫が爪とぎをする理由は、爪の維持、マーキング、ストレスの発散、かまってほしいアピールなどです。
これは猫の本能的な行動であるため、一切やらせないようにするのは難しいでしょう。
そのため、爪とぎ対策を行いたい場合は、猫が爪とぎをしても良い場所をあえて設置する方法があります。
室内のさまざまな場所に爪とぎアイテムを複数設置し、猫が自由に爪とぎできる環境を整えてあげましょう。
猫によって好みは異なりますが、麻製やダンボール製のアイテムがおすすめです。
猫がどこで爪とぎをしたがるのかを観察し、猫に合った位置に爪とぎアイテムを設置してあげると良いでしょう。
こまめに爪切りをおこなう
猫が壁や床、爪とぎアイテムなどで爪をとぐ理由の一つは、爪の維持です。
そのため、飼い主がこまめに爪切りをおこなうことで、爪とぎの頻度が減ることがあります。
ただし、猫の爪を深く切りすぎると、血管や神経を傷つける恐れがあるため注意が必要です。
猫用の爪切りを使用し、先端の伸びた部分だけを慎重に切るようにしましょう。
爪切りを嫌がる猫もいるため、猫が暴れて怪我をしないように配慮することが重要です。
自力で爪を切るのが難しい場合は、動物病院やペットショップ、ペットサロンで爪切りを依頼することも可能です。
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まとめ
賃貸物件では、猫が立てる騒音に対して防音マットや窓へのシート、壁への吸音パネルなどで対策する必要があります。
また、猫のにおい対策ではとくにトイレ周辺への工夫が重要です。
室内でなるべく爪とぎさせたくないのであれば、こまめに爪切りをおこない、壁の保護シートなどを活用すると良いでしょう。
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