賃貸物件の1階に住むメリットとは?デメリットや防犯・虫対策も解説!
賃貸物件の1階に住むことには、移動のしやすさや庭を利用できるといったメリットも多いのではないでしょうか。
一方で、防犯面のリスクや虫の発生など、注意すべき点も存在します。
これらの特徴を理解し、適切な対策を講じることで、より快適に暮らすことができるでしょう。
そこで今回は、賃貸物件の1階に住む際のメリットとデメリットに加えて、防犯対策や虫対策についても解説します。
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賃貸物件の1階に住むメリットについて
賃貸物件の1階に住む際には、メリットやデメリットについて知っておくことが大切です。
ここではまず、賃貸物件の1階に住むメリットについてご紹介します。
メリット①:階下への騒音・振動を気にする必要がない
1階に住むことで、足音や物音が下の階に響く心配がほとんどありません。
ただし、建物の構造によっては階下が共用スペースでも振動が伝わりやすいことがあります。
そのため、壁や床の遮音性能を内見時にチェックしておくと安心です。
また、ペットを飼育する場合は鳴き声や生活音で隣人に迷惑をかけないよう、部屋の防音対策を検討するとトラブルを回避しやすくなります。
楽器を演奏する場合は管理規約を必ず確認し、演奏時間や防音設備の条件に注意しましょう。
なお、深夜や早朝に生活音を立てる機会が多い方や、楽器演奏を楽しみたい方にとっても、1階は周囲への配慮がしやすい点が大きな魅力です。
メリット②:移動や荷物の搬入がラク
1階は階段やエレベーターを使わずに出入りができるため、買い物帰りの重い荷物の持ち運びが楽になります。
また、小さな子どもがいる家庭では、頻繁にベビーカーを出し入れする負担が軽減されるのも大きな魅力です。
高齢者が同居している場合にも、段差や階段を利用する頻度が少なくなるため、移動時の転倒リスクを低減できるでしょう。
そのため、ベビーカーや車椅子を利用する方にとって、賃貸物件の1階は荷物の出し入れをする負担が少なく便利です。
メリット③:物件によっては専用庭がついていることも!
1階の住戸には専用の庭が付いている場合があり、子どもの遊び場やガーデニングを楽しめるといった、暮らしの幅が広がります。
ペットがいる家庭でも、庭で気軽に遊ばせることができるため、運動不足の解消に役立ちます。
また、洗濯物を庭に干せるスペースが確保できることもメリットの1つです。
ただし、庭の手入れは賃貸契約の範囲によって入居者自身が行う必要がある場合があり、掃除を怠ると、害虫発生や近隣への迷惑につながる恐れがあります。
そのため、ガーデニングを楽しむ場合は、日当たりや水はけだけでなく、虫や鳥による被害にも注意し、必要に応じてネットや害虫防除グッズを利用しましょう。
なお、ペットを飼育しているなら、足洗いスペースや汚れ防止策も検討すると良いでしょう。
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賃貸物件の1階に住むデメリットについて
一方で、賃貸物件の1階に住む際にはデメリットも存在します。
デメリットも把握したうえで、賃貸物件の1階に住むべきか判断しましょう。
ここでは、賃貸物件の1階に住むデメリットについてご紹介します。
デメリット①:防犯性やプライバシーの問題
1階は外部から侵入されやすいというリスクがあり、室内が見えやすくプライバシーが確保しにくい場合があります。
特に一人暮らしの女性の入居者は、洗濯物を外に干す際に盗難の心配がある点にも要注意です。
こうしたリスクを軽減するためには、防犯フィルムや補助錠の設置、目隠しが可能なカーテンの利用などが効果的です。
さらに、郵便受けにチラシや郵便物が溜まらないようにするといった、不在を悟られにくくする方法も有効です。
また、近隣の治安や交番の位置を事前に調べることで、防犯対策を強化できます。
なお、防犯カメラやセンサーライトを活用し、周囲からの視線を意識した環境づくりに努めましょう。
デメリット②:不快害虫の侵入リスク
地面に近い1階は、ゴキブリやムカデなどの害虫が侵入しやすい環境にあります。
特に、周囲に草木が多い物件や湿気の溜まりやすい建物では虫の発生が増える傾向があります。
そのため、窓やドアの隙間を塞ぎ、網戸の管理を徹底し、室内の清掃や換気を心掛けることが大切です。
特に梅雨時から夏場にかけては湿気が増すため、ゴキブリなどが活発に行動しやすくなります。
また、地域によってはシロアリ被害の報告例もあるため、築年数が古い木造物件を選ぶ際には、専門業者による防除施工の履歴を確認しておくと安心です。
デメリット③:室内や洗濯物が丸見えになる
道路に面したベランダに洗濯物を干すと、通行人から見えやすく盗難リスクが高まります。
さらに、排気ガスやホコリで洗濯物が汚れやすいケースがあるため、室内干しを取り入れるのも有効です。
室内干しを取り入れる場合には、浴室乾燥機や除湿機を活用し、カビや生乾きの臭いを防ぎましょう。
また、目隠しフェンスや洗濯物カバーを使うと、プライバシーや汚れ対策に役立ちます。
なお、仕事や学業で日中に不在が多い方は、通行人の目に触れにくい夜間に部屋干しをするなど、生活スタイルに合わせた対策が有効です。
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賃貸物件で1階に住むときの防犯・虫対策について
先述で賃貸物件の1階に住むデメリットをご紹介しましたが、デメリットを考慮した防犯や虫についての対策をしなければなりません。
ここでは、そのような防犯対策や虫対策についてご紹介します。
対策①:セキュリティの確認
1階の住戸は外部から侵入しやすいため、防犯対策が特に重要です。
窓ガラスには防犯フィルムを貼り、玄関ドアには補助錠やサムターンガードを取り付けましょう。
センサーライトや防犯カメラの設置、防犯砂利を敷くなども、不審者への抑止力になります。
オートロック付き物件や管理人常駐の物件を選ぶと、さらに安心です。
入居時には火災保険だけでなく、盗難被害に対応する特約があるかどうかも確認しておくと万が一の際に安心できます。
防犯カメラの設置状況やモニターの管理体制をチェックし、録画データがどの程度保管されるか把握しておくことも大切です。
さらに、スマートフォン向けの防犯アプリを活用すれば、周辺地域での不審者情報や自治体からの防災通知などを素早く入手できます。
デメリット②:造り
通りに面した立地や管理体制の整った物件は、防犯性が高まります。
気密性の高い建物は虫の侵入を防ぎやすいため、内見時には窓やドア、排水口や通気口の状態を確認しましょう。
周辺の草木が生い茂っている場合は定期的な手入れが必要です。
エアコンの配管周りに隙間があると虫の侵入経路になるため、防虫キャップを検討してみてください。
建物によっては1階部分が半地下構造になっていることがあり、視線を遮りやすい一方で日当たりや換気が悪くなる可能性があります。
また、鉄骨造や木造に比べて鉄筋コンクリート造は遮音性が高い反面、窓の断熱性能が低ければ結露やカビが発生しやすくなることもあります。
内見時には壁の厚みや床材のクッション性を確認し、実際に周辺の生活音をチェックすることが大切です。
デメリット③:清潔(害虫対策として)
室内を清潔に保つことで、害虫の発生を抑制できます。
キッチンやバスルームは湿気が溜まりやすく、ゴキブリやカビの原因になるため、こまめな掃除と換気が大切です。
排水口にはこまめにゴミが溜まらないようにし、ゴミ箱には蓋をして害虫が寄りつかないようにしてください。
入居前に燻煙タイプの殺虫剤を使う方法も効果的です。
家具を壁から少し離して設置すると通気性が確保され、湿気対策にも役立ちます。
さらに、ベランダや玄関先の三角コーナーや排水溝周辺も定期的に掃除し、落ち葉やゴミが溜まらないように気を配りましょう。
食料品のストックは密閉容器を活用し、においが広がらないようにすることでゴキブリやハエを遠ざけやすくなります。
加えて、燻煙タイプの殺虫剤を使用する際には、ペットや小さな子どもがいる場合に安全面を考慮し、取り扱い方法をよく確認することが重要です。
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まとめ
賃貸の1階は移動がしやすく、重い荷物の運搬やベビーカー・車椅子の出入りが楽になります。
一方で、防犯リスクや虫の侵入といった問題があるため、鍵の補強や防虫策を徹底しながら暮らすことが大切です。
庭があればガーデニングや子どもの遊び場、洗濯物を干すスペースとしても活用できます。
1階の利便性をうまく活かしつつ、適切な対策を講じれば、安心で快適な住まいを実現できるでしょう。
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