賃貸物件を内見する際のに役立つ持ち物！確認するポイントについても解説

お部屋探しをする際、内見は重要なステップであり、実際に自分の目で賃貸物件を確かめられる機会です。
直接、物件を確認できる内見で、確かめておくべきポイントを見逃すことは、良い物件選びをするうえで避けたいところです。
そこで今回は、賃貸物件の内見で確認しておきたいポイントのほか、内見に持参すると役立つアイテムや時間帯による違いを解説します。

賃貸物件の採寸や撮影に役立つ！内見で便利な持ち物をご紹介

図面などで魅力を感じ、気になっている賃貸物件を自分で確かめられるタイミングが、内見です。
見学の時間をフル活用し、検討時に役立つ有意義な内見にするために、持参すると便利な持ち物があります。

スマートフォン

さまざまなアプリが使用できるスマートフォンは、賃貸物件の内見時にも持参したい持ち物のひとつです。
たとえば、方角を調べるコンパスのアプリや、最寄り駅や周辺の施設までの距離がわかる地図アプリ、床に傾きがあれば測ることができるアプリもあります。
もちろん、賃貸物件の室内を撮影できるカメラアプリも、内見時に活躍します。

メジャー

賃貸物件の内見では、内装や間取りのほかにも、引っ越しで持ってきたい家具や家電をレイアウトできる広さがあるかを確認しておくことが大切です。
間取り図だけではわからない詳細部分の寸法も、内見時の持ち物にメジャーがあれば、自分で測ることができます。
スマートフォンで利用できるメジャー機能をもったアプリもありますが、持参する持ち物としておすすめなのは、実際に手で持って計測するメジャーです。
物理的なメジャーは、採寸したい場所があれば即座に取り出せて、測りやすく便利です。
ちなみに、内見時に計測する部分としては、室内の縦と横のほか、通路も図っておくと荷物の搬入時に役立ちます。
冷蔵庫や洗濯機を置くスペース、設備や柱により部屋に凹凸がある部分なども、スムーズにレイアウトするために確認しておくことがおすすめです。

筆記用具

メジャーとあわせて、賃貸物件の内見で持参したい持ち物に、筆記用具が挙げられます。
持参した持ち物のメジャーで採寸して、図面に筆記用具でサイズを記入しておくと、検討時に見返すことができ便利です。
ドアの内開きや外開きなど、見学時に気になったことも、筆記用具があれば図面にメモして分かりやすく残すことができます。

身分証明書や印鑑

内見は、事前に気になる賃貸物件が条件にマッチしているかを事前に確認する機会です。
そのため、見極めが必要なときには、気負うことなく検討することも問題ありません。
一方で、お部屋探しをしていると、内見した賃貸物件を気に入り、入居申し込みをおこなうケースも少なくありません。
気に入った物件に問題がなければすぐに借りたいといった場合には、申し込みに必要な身分証明書や印鑑を持ち物にくわえておくと、スムーズに手続きしやすいためおすすめです。

賃貸物件の日当たりを見るために！内見におすすめの時間帯を解説

お部屋探しで内見をする際、時間帯によって、室内や周辺環境の見え方や様子も変わってきます。
ここでは、賃貸物件を内見する際の時間帯による違いについて解説します。

日中の内見

お部屋探しをしていて、実際に見てみたい賃貸物件があったら内見の予約をおこないますが、その際、時間帯は大切な要素です。
物件によっては、次の入居者が決まるまでの間、使用しないために電気を止めているケースもあります。
そのような場合でも、賃貸物件の室内のすみずみまで内見でチェックするには、日の出ている時間帯がおすすめです。
とくに、午前中からお昼過ぎは、日当たりが確認しやすい時間帯といえます。
午前中であれば、内見希望者がほかにいない可能性も高く、照明がつかなくても、日当たりによって室内を確認できます。
日当たりは、情報を見ていただけでは判断しにくく、周辺環境の影響もあるため、内見で確認しておきたい要素です。
冬にお部屋探しをしているケースでは、日が暮れるタイミングも早い季節であるため、内見も早い時間帯におこなっておくことが無難といえます。
ちなみに、賃貸物件の内見は、移動時間などによっても異なりますが、1部屋につき30分から1時間ほどであることが一般的です。
複数の物件を見学したい場合には、所要時間や時間帯を考慮しながら、予約しておくことがおすすめです。

夜間の内見

賃貸物件の内見では、ほかの入居者の様子も気になるところではないでしょうか。
入居者の様子も含めて、気になる物件をチェックしたい場合には、夜間の内見も良いでしょう。
すでに住んでいる入居者が、在宅している時間帯に訪れると、隣室や上階からの生活音も確認できる可能性があります。
夜間の内見でも、懐中電灯の代用としても使えるスマートフォンが活躍します。
また、夜間の内見をおこなうときには、日中とは異なる雰囲気を確かめられる可能性が高いです。
夜間の騒音や治安も、確認できれば、入居後の安心にもつながります。

賃貸物件の快適性を確認！内見で確認しておきたいポイントを解説

一般的な内見は、30分から1時間ほどであることが多く、その間に賃貸物件の確認しておきたい部分をチェックしなければなりません。
ここでは、賃貸物件の内見で、確認しておきたいポイントを解説します。

日当たり

快適な生活のために、賃貸物件の内見で確認しておきたいポイントのひとつが、日当たりです。
お部屋探しで見た写真や図面の情報で、方角を把握している場合でも、実際の採光について実際に見てみることが大切です。
日当たりは、単に室内の明るさに影響するだけでなく、洗濯物の乾燥や冬場のあたたかさにも関係します。
内見のときには、スマートフォンで方位を確認しながら、周囲に採光を妨げる高層の建物がないかを確かめることも有用です。
賃貸物件での快適な暮らしのためには、日当たりのほかに、風通しもあわせて見極めておきたいポイントです。
開口部からの採光だけでなく、窓を開けて風通しも確かめます。
風通しが良ければ、湿気がたまりにくく、ダニやカビの発生も抑えやすいことが利点です。

汚れやにおい

以前に入居者がいた賃貸物件では、お部屋の汚れやにおいも、内見でチェックしておきたいポイントです。
汚れについては、床や壁のクロスなどを見てみます。
著しく汚れが気になる場合などは、クロスの交換が可能かなど、尋ねてみるのも手です。
また、においについては、以前の入居者が喫煙していた場合に、室内を確認したいポイントとなります。

水回り

実際に見学するときに、キッチンやトイレ、浴室などの水回りは重要なポイントといえます。
これらの水回りについては、生活や家事をしているイメージをしながら、スムーズな動線であるかをチェックすることが大切です。
また、水回りの設備については、あらかじめほしい機能などを検討しておくと、内見時にスムーズです。
たとえば、キッチンであれば収納の大きさやコンロが備え付けか、シンクが使いやすい高さかなども見ておきたい点となります。
洗濯機を置く位置が、使い勝手の良い配置になっているかも、賃貸物件で快適に暮らすために忘れずにチェックしたいポイントです。

まとめ

内見で賃貸物件を訪れたら、実際に採寸や撮影、方角の確認もできるため、スマートフォンやメジャーなどの役立つ持ち物を持参することがおすすめです。
また、内見は時間帯も重要で、日当たりを確認するなら日中、入居者の様子を確認するなら夜間の予約をとるのが良いでしょう。
実際に訪れた当日は、図面や事前情報だけではわからない汚れや、水回りの使い勝手の良さなども確認したいポイントです。